We Are What We Choose

純ジャパ30歳を超えてからの”HR&Entrepreneur”アメリカ留学日記です。28歳で渡米を決意、29歳失敗。30歳失敗。31歳で渡米。人事コンサルティング会社で約10年働きました。2018年8月からアメリカ カルフォルニア州にある、UC Berkeley Haas Business School主催の「Berkeley Haas Global Access Program」でEntrepreneurship(起業家精神)を中心に勉強中。自分が学んだこと・感じたことを自由に書いています。

Entrepreneurship①

f:id:BerkeleyMasa:20190131160746j:plain

 

こちらも一つの目玉授業であるEntrepreneurshipについて。

 

1. 起業に関する9つの誤解 

  1. Assuming "I know what the customer wants"(自分は顧客を知っていると思い込む事)
  2. The "I know what features to build" flaw(私はどんな特徴を構築すべきかを知っていると思う事)
  3. Focus on Launch Date(リリース日に焦点を当てる事)
  4. Emphasis on Execution Instead of Hypotheses, Testing, Learning, and Iteration(仮説、テスト、学習、反復ではなく実行に焦点を当てる事)
  5. Traditional Business Plans Presume No Trial and No Errors(試行錯誤もエラーも想定しない伝統的なビジネスプラン)
  6. Confusing Traditional Job Titles with What a Startup Needs to Accomplish(スタートアップでの役職を従来のそれと同じだと思う事)
  7. Sales and Marketing Execute to a Plan(セールスとマーケティングを計画に対して行う事)
  8. Presumption of Success Leads to Premature Scaling(成功への計画がスケーリング/早期の事業拡大につながる)
  9. Management by Crisis Leads to a Death Spiral(危機管理がデスロードを導く)

 

それぞれ、起業家がやってはいけない事、言い換えれば無視しなくてはいけない事が書かれています。”会社”という単位の中では、どのように事業を作っていくべきなのかが非常に重要ですが、それは”計画通りに行っているかどうか”が結局のところものさしになってしまいます。当然ながら資本がなければできない事ではありますので、自分たちのプランを作りながらどこまで耐えていけるのか、を念頭に入れながら考えなくてはいけない。その意味では、1-6は自分の意識次第でコントロールできる部分ですね。

 

2.スタートアップで事業を創造していく中で、最も大事な一つの事

 

スタートアップとしての事業を成功させる上で、最も大事な事はなんでしょうか。

 

資金

人材

情報

商品

ブランド

戦略

 

 

思いつくものはたくさんありますね。

最も大事なものは、

 

 

 

「顧客」

 

 

でした。兎にも角にも、どんなお客さんがいるのか、お客さんは何をしているのか(Job)、その中で何を求めているのか(Gain)、何を痛みと感じているのか(Pain)、これを最重要ファクターとして考えよう、という事が大事。言われれば当たり前ですが、例えばミルクシェイクを販売する状況に立たされた時、私たちはお客さんが何をしている人で、なぜミルクシェイクを買ったのか、行動を見ながら考察できているでしょうか。

 

 

 

自分自身が商品開発をした際には、このプロセスが大きく抜けており、トレンドとマーケットデータと自らのリソース先行で動いていたなと思います。実際にお客さんの行動を知らないから、実際にお客さんの行動を見ていないから、もしかしたらそのプロセスがきちんとなされていたらもっともっといい商品開発ができたんではないか、と感じます。この点は、情報が新しければ新しいほど生きる事。

 

 

 

上記を踏まえながら、

 

 

  • 何を売ろうとしているのか
  • 誰が競合になりうるのか
  • 市場規模はどのくらいなのか

 

 

を次に考える事が起業家としてやるべき事。とのこと。

 

 

3. アイデアを形にする前に大事な4つのこと(Idea Evaluation)

 

そして、アイデアのプロトタイプができたら精査のプロセスに移ります。様々なチェック項目がありますが、その中でも重要な4つ。

 

  • Market Type
  • Competition
  • Revenue Model/Profitability
  • Pricing Models

 

既存市場、新規市場、既存市場の新たなセグメント、追随(コピー)市場。それぞれ優先順位が異なってきます。競合は顧客の観察を通じて、3つの考察を行う。

・TAM(Total)

・SAM

・TM

などなど。

 

 

今はこんな事を考えながら、できるのかな〜ともやもやしています。

 

  • チームとしての生産性と個人の幸福感を最大限に高める人事システム
  • 人事同士が知識と経験の情報交換を行うオンラインサロン

  • 人事のプロフェッショナル知識をサステナブルに育んでいく仕組み
  • 外国人の受け入れを促進、維持する仕組み

  • 外国人と日本人がスポーツで繋がる仕組み

  • 外国人が日本のことについて情報収集し助け合う仕組み

  • 部活を離れた普通の社会人が、部活のコーチになる仕組み

 

 

例えば、上記の中でも「人事」にフォーカスをするのであれば、人事が仕事を終えた後または仕事を離れた時にに何をしたいと思い、何を実際にしているのか、を考える事が重要であり。外国人で日本で働く人を支援したいのであれば、彼ら彼女たちが何をしていて、何をして欲しくて、何を痛みに感じているのか。

 

 

学校の環境は、よく超過労働が話題になされていますが、スポーツという点において何かできるんじゃないかな。社会人の副業として、部活の支援をしながら社会人は健康促進や人に教える事で学びを得たり、学校の先生は単純に労働時間を減らし、先生として子供に向き合う時間や家族に向き合う時間、また自分の人生に向き合う時間を増やす事ができたら、お互いがハッピーになるんじゃないかと思ったり。規制や規則がきちんとあるので、どんな形だったらそんな夢みたいな事が実現できるんだろうか、、、

この授業が終わるまでにいくつか形にできたらいいなぁ。

 

 

Masa

 

 

 

 

 

google-site-verification: googlecdb767fce2ec70cc.html