なぜ30歳を超えてからアメリカに留学したのか?
はじめまして。2018年8月からアメリカカルフォルニアのUC Berkeleyで勉強中のMasaです。簡単に自己紹介です。
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<経歴>
1986年12月5日生まれ
神奈川県横浜市生まれ
青山学院大学経済学部卒業
新卒でベンチャー系人事コンサルティング会社へ入社。勤務中は、大手総合商社で2.5年へ出向し、帰任後Sales & Marketing部門のマネージャーを3年、執行役員を2年。
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現在こちらに来て4ヶ月とちょっとが経ちました。日々学んだことや感じたことを、もっと自分の中に取り込んでいきたい。そしていつか将来の自分が、過去の自分から学べるように、授業で学んだことや日々遭遇することなど自由に書いていきたいと思います。
さて。「なぜ米国に留学しようと思ったのか。」ということについて最初は書いていきたいと思います。昔の思い出も思い返しながら。
1. このままではいけない、という危機感。
大学時代までは野球を一生懸命。そこそこのバイト。典型的な日本人学生の生活を送っていました。
卒業後は東京で10年ほど働き、最終的にはとても充実した生活を送れていたと思います。新しい機会も多く、ビジネスやチームを大きくしていくこと、メンバーと達成感を感じること、様々な領域のプロフェッショナルな人とお会いすることは自分の人生を明らかに豊かにしていきました。一方で、様々な出来事に遭遇する中で、「自分は誰なのか」という事に対して明確な回答が出せない自分にも遭遇していました。具体的なきっかけは2012年ごろからだったと思います。
尊敬するTeach For Japanの創設者松田さんや、
クロスフィールズの小沼さん
そんな方々とお会いしていく中で、もっと自分は世界を知りたいと思うようになりました。お二人が共通して言う言葉は、「自分の原体験は・・・」。自分の原体験てなんだろう、そんな事を考えるようになりました。
2. 人生は、短い。
2013年、家族が交通事故で亡くなる事がありました。実家にもろくに帰らずに、当日も職場で自分にとっては過去最大の提案をしている最中で、携帯電話の着信も無視しながら提案を続けていました。
すると職場に親友の一人である友人から電話がかかってきました。
わざわざなんだろう・・・と思いながら電話を出ると、そういうことでした。
あっという間に人生は終わる。
自分で人生の長さはコントロールできない。
そんな事を痛いほどに理解する、自分にとっては大きな出来事でした。
3. Gift(与えられたもの)ではなく、Choice(自分で選んだもの)を大切にする
大好きなスピーチの一つに、Amazonの創業者Jeff Bezosが言った言葉があります。
「自分自身のために、素敵な物語を作り上げる」
この学びは彼が幼少期に祖父母と旅行に出かけた頃の話を題材にしながら、
天才児であったJeffが祖母に見せた頭の良さが、ひどく彼女を傷付け、祖父から
「ジェフ、賢くなるよりも優しくなる事のほうがはるかに難しい事なんだよ」
与えられた才能を誇らしく思うのではなく、自分の選択を誇るに思おう。
そんな事を彼は言ったのです。
(以下参照)
何もせずぼーっと人生を生きるのか、それとも自分の好きなことを追及していくのか?
皆と同じでいるか、それとも他の誰とも似ていないオリジナルでいるか?
安定を選ぶか、それとも挑戦し続けるか?
批判されたら落ち込むか、それとも自分を信じるか?
間違いを犯したらそれを隠そうとするか、それとも謝るか?
恋をする。傷つくことを怖がって何もしないでただ見ているだけか、それとも思い切って行動に移すか?
安定を取るか、それとも「バカじゃないのか?」と思われるようなことをやってみるか?
困難な状況に陥ったら、そこで諦めるか? それともがむしゃらになってやるか?
言い訳や批判ばかりするのか、それともやってみるか?
他の人を蹴落としてまで賢くなるか、それともやさしくなるか?
スティーブジョブズのスピーチも、それはそれは印象的でものすごく好きなスピーチです。ザッカーバーグのスピーチも、大好きなスピーチです。ただ今の自分にはこのスピーチが最も心に残るスピーチで今回のテーマにも沿ったスピーチだと思いチョイスしてみました。
Masa